あれから僕らの最後の事を考えて
消したい言葉をそっとなぞってみたんだ
それから幾つか忘れそうなこと書き留めて
わかってよ わかってよ わかってよ
って言ってみるの
月灯りがたまに違うこと風が窓を叩く音
変わっていた壁の色とかピアノと歌ったこと
昔見た映画のような人に憧れていたこと
なんてないことを浮かべて大人になんてなって
飽いた希望とかばかりの 微睡(まどろみ)とこの衰勢(すいせい)を
明日こそとばかりの 下らないものになって
いっそこのままどうか僕を なんて思考になって
いいさ
全て無くなる前にさ
いいさ
あれから色々あったねなんて呟いて
見えない霞のような記憶を集めて
それから幾つか貰ったものを眺めてさ
わかってよ わかってよ わかってよ
って言ってみるの
月灯りの陰に咲いてる窓の側に気が付いて
歪な様相けど僕には好ましい気がしている
指先で書く詩と音楽が部屋を埋め尽くしても
何か足りないことばかりで大人になんてなって
きっと一ツ葉、朝雲と 染めた空で改稿を
決めた傷跡、理想のこと 触れた世界が僕を
変えてこのままどうか僕をなんて思考になって
いいさ
日がまた沈む前にさ
あれから眺める景色と君の香りが
冷たい木陰が 濡れた草木の隙間が
それから見るもの全てが僕を揺らすの
わかってよ わかってよ わかってよ
って言ってみるの
割いたこの身を失ってから
背景を橙にして
書いた手紙はここじゃないどこかの事
今日も今日を騙っている
あれから僕らの最後の事を考えて
消したい言葉をそっとなぞってみたんだ
それから幾つか忘れそうなこと書き留めて
わかってよ わかってよ わかってよ
って言ってみるの
あれから色々あったねなんて
それから「どうしてたの」って言って
さよならくらいはどうかななんて
橙にして 橙にして どうか どうか
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(inst)ナイトランドモノローグ
MVはこちら
https://youtu.be/z8YNQrnPniU
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