ほっといて

BPM204

消息不明のアイデンティティ
カラカラ　空虚な日々を
またほら飲み干して
なにやら苛立つ人々　どうやら列車が遅れてるらしい
名も無き教授のコメンテイト
春は気が病む季節でしょう

今日も頭割れるような言葉に
パチもん頭痛薬じゃ効かないな
這い出した夜は案の定雨の声

でもほっといて
安い心配どうもありがとさん
気に障らぬような気遣いも全部
気に病むような僕はきっとダメな人
ほっといてほっといて
触れないでよ心に　多分大丈夫だから


曇天模様の帰り道
傘ならいらない
そんな眼差し　いらないから

気付かぬ振りして　うまいこと
目を逸らす事こそが正義
なんて事例がここにある

だからほっといて
いらぬ気遣いどうもごくろうさん
斜に構えた僕が混ざらないように
正体不明の感情　理解できないよな
ほっといてほっといて
触れないでよ心に　多分大丈夫

この声が届いてほしい天の邪鬼さで
いびつに型どった人格
大見得張った地獄の狭間でほら
安い同情　振り払え

だからほっといて
安い心配どうもありがとさん
気に障らぬような気遣いも全部
気に病むような僕はきっとダメな人
ほっといてほっといて
触れないでよ心に　多分大丈夫だから
お願いだからもうほっといて