ひらひらと空から舞い降りた
この冬で最初の白い花
手のひらで優しく捕まえた
それはすぐ溶けてしまう
白雪の花咲くこの庭に
現れたかわいい妖精よ
一面に広がる銀世界
どこまでも遊びまわる
鳥がささやく 茂みを抜けて
いざ踏み出そう さあ最初の一歩
Ting-a-ling 翠(すい)の葉に積もる雪は
雫に変わり足元濡らす
ほら Ting-a-ling 鈴の音(ね)が聴こえてくる
森に響かせる祝福の歌
花の香(か)に誘われやってきた
冬の精たちが 踊りだす
くつろいで紅茶を飲みながら
いつまでもおしゃべりしよう
二人まだ子供だった頃の約束
この庭でまた会えた
背も伸びた君を見つめ 染まる頬
まるで赤い実みたい
Ting-a-ling 幸せを運んでくる
君に贈るよ白い花束
また Ting-a-ling いつか雪が溶けたなら
草木も冬の眠りから覚める
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