ある日の日常 第0話
思い出した笑いに思わず貴方の顔は緩んだ。
その隙を私は見逃しはしなかった。
「いまだ!」
すかさず、愛用のカメラのシャッターを零コンマ一の速さで押す。
カシャ!
「な・・何?」
となりの年配の殿方は驚いた様子でこちらを見る。
何事か、といった引きつったしわしわの顔がこちらをのぞきこむ。
私は、その気配を感じつつ、向にいる貴方に目を奪われる。
「おめでとう」
貴方は私に、そうつぶやく・・・。
この瞬間を、夢見ていた。
このときを待っていた。
「ああぁ・・・カヲル君・・・」
と、そのとき、
隣の年を召したおじ様が、なんか話しかけてくる。
「それあたりだよ?確変じゃない?」
今この幸せの瞬間をぶち壊しにくるおじ様・・・
「そのようですわ、やりました^^」
サービスしとけば、何かと良いことがあるとおもった。
それは、昔に、同じことがあり、いろいろと良くしてもらった思い出があるからだ。
が、しかし、いまは、状況が違う。
これは、カヲル君が私に向けてくれた言葉だ。
それにかぶせてくるおじ様
これは、許せない。
許せるわけが無い・・・。
じじぃ・・・てめぇ、今の私のこの祝福の時を邪魔するというのなら・・・
お天道様の元を歩けると思うな!!
と、心の声で思いつつ、1の図柄にホットするのでした。
おしまい
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