クローズ・マイ・アイズ_offvocal

雨乃彼方

BPM222

『クローズ・マイ・アイズ』

夢の跡は冷たい現実で
塗り替えられていく
包み込むような暖かな予熱に
また沈んでいく

消えたくなるような衝動に
首をゆるく締め　安心してる
独りの夜明け　空白の日
もう埋められない

枯れた花のように
散るとゆうならそれでいいよ
閉じる瞳の中に色を描いて
あの日に戻ればまだ君がいた

届きかけたいつかの左手は
あっけなく消えてく
熱を忘れた冷たい手のひらに
涙がこぼれた　ただ

ああ　苦しいよ
なんでこんなに求めてしまうの
痛いの痛いのさ　とんでゆけ
見えない明日に

いたい　いたいよ　ここにいたはずの
君がいない

終わらない夢のような
永久があるならそこにいさせて
閉ざす瞳の中を黒が溢れて
さよならだけが残っていた