ジャケット

言葉になった虚が
眺めてる通勤列車敗走
六畳一間に植えた後悔
咲かない花に水やって枯れていく
変わらない街並みなんてもう無くなった
此処に居たくなくて
逃げ込んだ線路
当てもないのに

行き先なんて決まってねぇんだ
言い訳ばかりが上手くなっていく
悲しくもないよな

正しさが正解なら
夢なんて無くなっていいなんて
知ってんだ僕もさ
有象無象の声が煩え
何通り試した色
塗り潰す度に
黒く染まった
嗚呼
飲み込んだ本当

息巻いていた
馬鹿な将来の夢
何も無くなってないんだ
初めから何も持っちゃいない
なら
どうすりゃいいんだ僕なんか
憤りを抱え込んでいる
綺麗事なんてもんに
救われるもんかよ

逃げ出した世界から
今もまだ喉に残った違和感は
消えないんだ今日もさ
諸行無常の夜が怖くて
何千回濡らした頬
傷つく度に
強く誓った
嗚呼
吐き出した本当

飲み込んだ思いの数と
吐き出した憂いの量が
ぐちゃぐちゃに混ざり合っている
僕を形作っていく
何も忘れたくないから

動き出していた鼓動強く
生きたいと願ったっていいんだって
言ってんだ僕にさ
有象無象の声は逃げ出す
何通り試した色は

正しさが正解なら
夢なんて無くなっていいなんて
知ってんだ僕もさ
有象無象の声が煩え
何通り試した色
塗り潰す度に黒く染まった
嗚呼
飲み込んだ本当は

此処にいるって言うんだ
消えちまいそうな声で
「また会えたらいいね」
なんて笑って
ただ明日を待っている

00:00 / 03:22

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

アンチノック(offvocal)マスタリング済

BPM193

閲覧数:38

投稿日:2023/08/04 20:41:09

長さ:03:22

ファイルサイズ:3.1MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

クリップボードにコピーしました