未成年裁判

姫山咲太

姫山咲太と申します。

未成年裁判

孤独は知ってる　なら話早いよね
やることやったら　暗闇消えよう

いつからだったか　理由はあるけど
くだらないことで　騒いでたんだよ

これで終わりにしよう　どーせと思わない様に
もう一回　あと一回なんて
言いながら時は過ぎ

そして得られたのは　知恵と悪い友達
もう一回　あと一回なんて
甘い蜜の中

夢なら持ってる　３LDK
調理学校とか行けたらいいよな

今なら間に合う　引き返せるとか
頭よぎるけど　後が怖いから

今日も目が覚めたら　重い空気を吸って
もう何回　あと何回したら
夢は叶うんだろ

さあ　始めましょうか
僕の脳内裁判を　
もう何回　あと何回すれば
霧は晴れるんだろ

誰か連れ去ってくれよ
こんな淀んだ世界
もうグッバイ　またグッバイなんて
聞きたくないから

やがて夜と朝が　
戻るその時まで
もう一歩だ　そう一歩ずつでも
前に進めたら