どうしようもない世界でも君がいたから


上手くいかないことばかり　指折り数えながら
迷いと不安の中で　夢を見ている

また今日も躓いて　期待外れ　足踏み
ふと見上げた夜の空　なぜか綺麗で

駆け出した　今　闇の中
はやる高鳴りに呼吸を　整えて
挫けそうでも　君とならば
満天の星空に塗り変えてゆける

どうしようもない世界でも君がいたから
ほんの少しは好きになれたんだ
光を数えて繋いだ星座
まっすぐな眼差し　何億光年だって
先が見えない未来も照らしてくれるなら


霞んで見える光　一粒掬い上げて
遠い昔　遠い場所　思い馳せる

平面に見える空　理想描くキャンバス
筆が止まる度そっと　触れる君の手

美しくあれ　今日の日よ
いつか忘れ去られようとも　構わない
叫べ　その声枯れるくらい
君と生きてく証　空に刻みたい


何にもない場所でたった一人
立ち尽くしていたつもりだったけど
君が好きだと言ってくれた僕を
今なら胸を張って自分に誇れるから　


どうしようもない世界でも君がいたから
ほんの少しは好きになれたんだ
光を数えて繋いだ星座
まっすぐな眼差し　何億光年だって
先が見えない未来も照らしてくれるなら