グッスマイラコン08ミク
初音ミクとサブカルチャーの関係性について考えて、それをフィギュアとしても映えるような絵にしました。
彼女は数多のジャンルの楽曲のみならず、イラストや漫画、はたまたゲームなどで表現される・もしくは表現のためのツールとして使われています。サブカルチャーとひとまとめにしても、その中に様々なものが入っている。そんなモザイク感を彼女に与えたくて、まとまるであろう範囲内で様々な色を使ってみたり、衣装にバニーやメイド服、チャイナドレスを連想させるスリットなどを入れたりしてみました。
そして、彼女には人格がほぼ設定されていないため、公序良俗の範囲内で創作者は自由に彼女を捉えることができます。私はそんな彼女を空っぽという言い方もできますが、純粋無垢であると考えました。
サブカルチャーの性質上、メインにはなれなかったちょっぴり変わったオタクたちの表現や願望をぶつけられ、時には人格も与えられます。しかし、それは創作者の目を通しているから人格があるように見えるだけで、実際のところ彼女に明確な人格などありませんし、そもそも二次創作の域を出ないのですから、彼女そのものに影響は全くないのです。まわりがどうであれ、彼女はずっときれいなままでいられる。そんな様々なサブカルチャーとともにある二次元美少女の異様なまでの清潔さとかわいらしさを描きたかったのです。
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