セピア
「セピア」
あぁ、馬鹿みたいに笑って
君と過ごした日々を指折り数えてみるけど
もう届かない日々と
君がまた一つ、色あせていた
ねぇ、いつか君がくれた
言葉もモノも愛もほんとは残っていないんだ
あぁ、空いた心の隙間を
埋めるものはなんにもないのになぁ
どんなに想っていても
忘れたくない記憶も
この一欠けらみたいに
セピアに色あせていく
…忘れたくないのになぁ
セピアに染まる君との思い出を
なくさないようきつく抱いていた
君がいない夜を越えていくたびに
涙で色あせていった
真綿で首を絞めるように
君がじわじわといなくなってく
それならいっそ忘れさせてよ
君がいなくなったことも
セピアに染まる君との思い出も
気づけばこぼれ枯れていってしまう
残ったのは真っ白な部屋
君はいない どこにも
セピアに染まる君との思い出は
きっといつかは消えてしまうんだろう
手にとろうとして消えてしまったのは
君の笑顔?それとも。。。
いつかは消える君に伝えなきゃ
君が好きです
でも、さよなら
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