有限

ごりお

作詞作曲：ゴリ女将（ごりお）
歌：重音テト

太陽とUFOを隠して悠然と雨雲はさすらう
悠久の旅もいつの日か限界を迎える
有限のループが巡って梅雨明けの雨粒は微睡む
永遠とも思える程の旅もいつか終わる

君の手がそっと肩に触れる　現在を確かめる
有限のループを転がって明日を紡ぐ
永遠はきっと切ないから全ては有限なんだろう
空を往く雨雲が君を隠す

雨の匂い立ち込める路地の匂い
何層も重なった旅の跡
皆知らずに歩いてゆく、自分が往く道を

この旅はずっと続いてきた、バトンを渡しながら
有限のループは重なって明日に続く
永遠はきっと苦しいから全ては有限なんだろう
空を往く雨雲も明日に続く

繋いだ手そっと離れてゆく、それぞれの道を往く
水たまりに浮かぶ光が道を照らす
さよならはちょっと切ないけど口に出して伝えて。
雨上がり、無音が耳に刺さる

この旅はずっと続いてきた、バトンを渡しながら
有限のループは重なって明日に続く
さよならを言って別れた道、灰色の空を見る
僕たちのループは明日に続く