君と出会ったのは
10年前のこと
君は当時誰からも
相手にされてなかったね

僕は君の魅力にさ
誰より早く気づいてた
灰色雲の表情に
陽射しが差し込んだ

でも世間に伺いを
立てる術しかない僕は
知らないフリをして
得意のお追従笑い

君が好きだと言えてたら
友達100人できたのに
君が好きだと言えてたら
大金持ちになれたのに

君が好きだと言えてたら
きっと笑顔になれたのに
君が好きだと言えてたら
こんな僕にはなってない

君を思い出したのは
ほんの2年前のこと
もう君を知らない人は
いないほどのスターだね

でも身の程知らない僕は
まだ手を繋ぎたいと願う
それでも大人になったから
御託並べて先延ばし

もう少し周りが認めれば
君が好きだと言えたのに
もう少し容姿が良ければ
君が好きだと言えたのに

もう少し勇気を持てれば
君が好きだと言えたけど
言い訳だけが仲良しの
こんな僕では釣り合わない

君が好きだと言えるような
僕でなきゃダメなんだ
君が微笑み返せるような
素敵な僕になるから

君が好きだと言うために
自分を偽ることやめる
君が好きだと言うことに
他人の意見は関係ない

君にたとえ出会わなくとも
みんなに笑顔を振りまける
今日の僕なら言えるかな？
前から君が好きでした！