アンエクスペクテッド

予報外れの　鈍色　花曇り
それって前途多難のレトリック？
『このまま一人でいるのかな？』って
ネガティブ風吹く　待ち合わせ

知らず知らずの　不意討ち　君の声
「どうしたの？」
「気付かないフリなだけ」
『ずっと二人でいたいよ』なんて言えない
雨降る予感

苦しさも　愛しさも　飽和する
切なさも　恋しさも　アンエクスペクテッド

予想してた答えじゃない
装おうとする心にもない声で
私のこと呼ばないで
あなたが大好きだから
期待はずれの私は生まれ変わるの

隣同士の　暮れ色　帰り道
見つめ合う二人の熱冷ますように
行く世の数奇をわらうように
雨降るままに　別れの時間

離れ行くその距離は埋まらない
遠ざかる君の声　インオーディブル

「あなたが好き」って
「あなたがいい」って
この思いがあなたに届くその前に
風にとろけ消えて行く
「あなたが大好きだよ」
その一言がどうしても届かなくて...

夢でいいから会いたいな
もうそういう夢は見れない

あなたが「好き」って
あなたが「いい」って
その返事があなたに届くその前に
雨にとろけ消えるの

「それでも好き」って
「それでもいい」って
「予測できない君の仕草や声に
心がけとろけちゃうよ」って

予想してた答えじゃない
装う心何一つない恋の
切ない雨物語
あなたが大好きだから
雨降る夜に私は生まれ変わるの