ジャケット

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幸せが怖くなった。 inst

隣で歩いているから別れが怖くなるなら
何処にも行けなくなったっていいだなんて
思えてしまうんだ

吹いたぬるい風が
君の手が髪に触れる仕草に
日々のように交わした言葉に
救われていたから

揺れた線で描いていた
大事な僕らの思い出を

季節は待ってはくれないけど
記憶の中で逸れない様に

触れて、指先でなぞってみて。
忘れないように
体温の容を
綴る言葉の裏を
見逃さないように

手繰り寄せた幸せを
離さないように抱きしめた
君が隣で笑ってくれたこと
それだけで息が出来るんだ

ずっと僕は弱いまま
君のように、なんて思うけど
変われないままの僕だから
また救われてる

〈僕らが過ごしたこの町を
瞼の裏に焼き付けても
あの頃と変わった景色との差異が
季節と共に僕を襲った

きっといつかは終わってしまう
そんな現実が鮮明になって
思い出の中でいたいと思った
幸せが怖くなった〉

暮れた所為で気付けないまま
簡単なことすらわかんないまま
憂いの正体を探している
生きることさえ儘ならないのに

擦れて、靴の裏にこびりついて
落ちないくらい
募った稚拙を
巡る季節の中で
いつか愛せるように

薄れていくだけの温度も
冷まさないように抱きしめた
君が隣で泣いてくれたから
こんな僕でも息が出来たんだ

ずっと僕は気付いてた
本当は君も弱いこと
変われないままの僕だから
また救われてしまうよ

このまま

繰り返して、繰り返して、
繰り返した日々にずっと。

救われていた、救われていた、
救われていたから。

怖くなるんだ、怖くなるんだ、
怖くなるんだ、失うのが。

幸せだった!幸せだった...?
幸せが怖くなったんだ。

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投稿日:2025/05/06 19:51:39

長さ:04:07

ファイルサイズ:9.4MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

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