【結月ゆかり】delight and grief【オリジナル曲】
霧に包まれた世界での孤独、人々の願い、そして晴れゆく絶望を描く“signal”の最後を締める曲です。
ニコニコ動画→ http://www.nicovideo.jp/watch/sm20353797
青空の下 土に埋められた願いたち
更地となった硝子質の都市の亡骸
この手を離れ 暴かれた五メートル
視界が開かれる
空を行く意味もない 青い火は地に墜ちて
赤く砕け散り忘れ去られてく
生きる意味とはどこにあるのだろうか
私にはとても見つけられそうにない
私を置いて 心欠けた世界は去ってく
無形の意思が描く未来予想は
絶望の繰り返し
晴れた世界からそっと眺めた月は
どこか冷たくて それが救いのよう
ナイフで刺されたような心の痛み
この身を投げ出すことも叶わない
諸手を挙げて希望を祝った
その歓声がとても恨めしい
愚かな願いだったことすら
もう覚えてない ちっぽけな海馬
もしもこの世界がまた霧に沈めば
今度は私も溶けて消えるでしょう
生きる意味はあるはず
そう誰もが言うけれど
だけど私にはとても見つけられそうにない
それでも今は
その手に縋らせてよ
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