浸透圧
いろはと申します。
初投稿です。
最後まで聞いていただけると嬉しいです。
浸透圧
作詞/作曲:いろは
編曲:HIGEG
すべてが心を透過してゆく
通り過ぎてく邯鄲のゆめ
微温いコーヒーにひとついれた
角砂糖のように溶け残ることもなく
わたしのなかの誰か。
誰かのなかのわたし。
「此処へおいで、何も持たず。」
「そとはひろく、見失うよ。」
耳の奥で囁く声、その浸透圧。
すべてがからだと同化してゆく
いろがなくなり透けてきえる
縺れた糸を千切る。
縺れた糸を千切ったのは誰?
「此処へおいで、痛くないよ。」
「壊せないし、壊さないよ。」
「なんにもない、静かな場所。」
「はやくおいで、迷わないで。」
「此処へおいで、今のうちに。」
「繋ぎとめるもの、ないでしょ?」
耳の奥で囁く声、その浸透圧。
「此処へおいで、何も持たず。」
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