■蟹座 cancer
ゼウスの子勇者ヘラクレス(ヘルクレス座)は、
誤って自分の子を殺した罪を償うため、12の冒険を行うことになりました。
そのうちの1つがヒュドラ(うみへび座)の退治でした。
ゼウスの妻は女神ヘラでしたが、ヘラクレスの母親は別人でした。
このためヘラはヘラクレスを快く思っていませんでした。
ヘラはこの冒険のとき蟹を使いに出し、はさみでヘラクレスの脚を切ろうとしました。
しかし、ヒュドラとの格闘中のヘラクレスは全く気付かずに蟹を踏み潰して殺してしまいました。
その蟹は天に昇り「かに座」となりました。
■獅子座 leo
12の冒険を行うことになった勇者ヘラクレス(ヘルクレス座)の最初の冒険が、
このネメアの谷の化け物ライオン(ネメアの獅子)の退治でした。
ヘラクレスは最初弓を使いましたが利かず、
棍棒で叩いたのちに首を絞めて殺しました。
ヘラクレスの12の冒険で殺された者はすべて星座になることになっていたので、
化け物ライオンは天にあげられ「しし座」となりました。
■乙女座 virgo
昔、人間が仲良く暮らしていた時代は神もまた地上で人間と仲良く暮らしていました。
しかし後に現れた人間たちは争ってばかりだったので、神は1人ずつ天に帰っていきました。
最後まで残ったのが正義と天文の女神アストライアで、1人地上に残り、
人間に正義を教えていましたが、彼女も人間に失望し自ら天に昇って「おとめ座」となりました。
由来2:
豊作の神デメテルの娘ペルセポネであるともいいます。
ペルセポネは冥神ハデスの妻となり、年のうち8か月は天上で、残り4か月は冥界で過ごします。
この4か月は「おとめ座」が天に上がらない季節であり、穀物の育たない季節です。
明るい1等星スピカは、ラテン語で麦の穂を意味します。
あるいは、おとめ座はデメテル本人であるともいいます。
■てんびん座 libra
隣の女神アストライア (おとめ座)の所有物で、正義を計る天秤です。
かつては秋分点がこの星座にあったので、時を計る天秤だったという説もあります。
元々は「さそり座」のはさみの部分であったとも考えられています。
後に星座として独立しました。
■さそり座 scorpio
力自慢のオリオンが 「天下に自分にかなう者はいない」
と高言してはばからなかったことにヘラが怒り、大さそりを投げつけました。
オリオンはさそりの猛毒で殺され星座になりました。
この大さそりもオリオンを刺し殺した功績で天にあげられ、星座になりました。
このため星座になってもオリオンはさそりを怖れ、
「さそり座」が天に昇ってくる夏にはオリオン座は地平線の下に隠れてしまいます。
■いて座 sagittarius
いて座はさそり座に弓を向けるケンタウロス(ラテン語読みでケンタウルス)として描かれています。
上半身が人間で下半身が馬の馬人が弓を射る姿、とされています。
弓を引き絞った姿で描かれ矢の先は、さそり座の心臓アンタレスに向けられています。
これはゼウスの命令で、サソリが天上でも暴れたときすぐに射殺することができるよう警戒しているため
「いて座」の弓は常にひかれたままなのです。
■山羊座 capricorn
神々がナイル川のほとりで宴会を開いていたところ、突然、怪物テュポン(テュフォン)が現れました。
驚いた神々は動物に姿を変えて逃げ出しました。
美の女神アフロディテとその子エロスはナイル川に飛び込み、姿を魚に変えました。
牧神パンも山羊の形になりナイル川に飛び込んだところ、下半身が魚になってしまいました。
その後、その姿は大神ゼウスによって「やぎ座」とされました。
■みずがめ座 aquarius
トロイの王、ガニメデスが持つ水瓶です。
ネクタルという神酒を汲む仕事を授かっていた娘へーベが退職してしまいました。
そしてゼウスは彼女の代わりとして彼(ガニメデス)を攫い、水汲みの役目を負わせました。
■うお座 pisces
神々がナイル川のほとりで宴会を開いていたところ、突然、怪物テュポンが現れました。
驚いた美の女神アプロディテとその子エロスは、魚の形になってナイル川に飛び込み、逃げました。
2人ははぐれないよう、ひもをつけて逃げたのです。その様子が「うお座」となりました。
■おひつじ座 aries
神々がナイル川のほとりで宴会を開いていたところ、突然、怪物テュポンが現れました。
驚いた神々は動物に姿を変えて逃げました。
大神ゼウスは羊になって逃げました。その姿が大神ゼウス自身によって
「おひつじ座」とされました。
■おうし座 taurus
ゼウスがニンフの(一説では人間の王女)エウロペに恋をしました。
ゼウスは誰にも分からぬよう、牡牛に化けてエウロペに近づきました。
その後、ゼウスは正体を明かし2人はクレタ島に行って子をもうけました。
そのときのゼウスの姿から「おうし座」となりました。
■ふたご座 gemini
この双子はゼウスの息子で、それぞれの名は弟がポルックス、兄はカストルといいました。
弟のポルックスは神となり(理由は諸説ある)彼は不死になりましたが、兄のカストルは
人間のままで、いつかは死ぬ運命にありました。
戦争の最中、カストルは流れ矢にあたり戦死してしまいました。
ポルックスはこれを嘆き悲しみ、彼を哀れに思ったゼウスはポルックスを天上に連れていき、
神の一員にしようとしました。
しかしポルックスは兄と一緒でなければ天上に行くのは嫌だとゼウスの行いを承知せず、
ゼウスはカストルにポルックスの不死性を半分分け与えました。
そして2人を1日おきに天上界と人間界で暮らすようにさせました。
やがて2人は星となり、「ふたご座」となりました。
-----------------------------------------------------------------------------------
【蟹座・獅子座寸劇】
ヒドラと戦うヘラクレス。背後から迫るカニを踏んづけ、ヒドラをKOして勝利。
間髪居れず、飛び掛ってくる獅子をヒラリとかわし、ムツゴロウさん張りに
撫でくりまわす。迷惑顔の獅子。
ヘラクレス=カイト
【乙女座・天秤座寸劇】
学校の授業のように、不良生徒(人間)に正義を説くアストレイア。
居眠りをしている生徒に、チョークの代わりに天秤を投げつける。
アストレイア=ルカ
【さそり座・いて座寸劇】
仁王立ちで威張っているオリオンが、足をさそりに刺されて
泣いて跳ね回りながら痛がる。
どこからともなく矢が飛んできてさそりに刺さり、
弓を持ったケンタウロスが颯爽と現れ、
オリオンの頭をひっ叩いて大人しくさせる。
【山羊座寸劇】
パンが宙返りして山羊に変身する。
が、失敗して下半身が魚になってしまい、ビックリする。
変身しなおすが、今度は上半身が魚、下半身が山羊になってしまう。
【みずがめ座寸劇】
ガニメデスが水瓶からネクタルを汲み、振舞ってくれる。
が、盗み飲みしたらしく、ちょっと酔ってる。
【うお座寸劇】
アフロディテが宙返りして、金魚に化ける。
それに習ってエロスも宙返りするが、失敗して刺身(舟盛り)に
変身してしまう。
【おひつじ座・おうし座寸劇】
ゼウスが宙返りして、羊に変身する。踏ん反り返って寛いでいる所に、
エウロペ登場。さらに牛に変身して、エウロペに甘えるが、
途中で正体がばれてエウロペから平手打ちを喰らう。
【ふたご座寸劇】
カストルの亡骸を抱きしめて、泣いているポルックス。
ポルックスの涙が光の玉となってカストルの胸に吸い込まれ、
カストルが目を覚ます。
二人の背中に翼が生え、仲良く天に昇る。
カストル=リン ポルックス=レン
十二星座神話メモ&寸劇ネタ案
ご一読ください&ご意見ください。
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想