僕の手に握られた凶器

それは小さく脆く錆びていた。

凶器の刃は誰に向く?

僕?

君?

刃はぐにゃぐにゃ形を変える。

まるで人の感情の様に

嫉妬

怒り

悲哀

感情に染まって変わってく。

小さな凶器

その名前はカッター。

折って切って刺して

心も体もズタズタになっていく。

傷を抉り

その先にある大切な何かまで傷つける。

小さく、脆く

だけど

強い。

その手に握られた凶器は離れない。

それならば

君の胸に突き刺そう。

それで僕の手から離れるのなら……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カッター

詩です

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閲覧数:189

投稿日:2013/11/16 00:09:11

文字数:247文字

カテゴリ:その他

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