何もない日常に苛々してた
あの頃は世界がいつも正しくないと
信じていたからまだ救われていた
今となってはもう輝かしくて
夢を追いかけ
ああ転んだ日々もいい思い出さ
今じゃ何に笑えばいい？

逃げたくないんだ
あの日の影から
強くあるために孤独を抱きしめた
例えようのない苦しみが俺の
足元を支えていたんだ

言い訳ばかりで
臆病風に吹かれて
詰めの甘さだけは
たいして変わってないけど

手にしたいもの
ああ確信したんだ
これまでの俺はもう鏡の中に
留守番させるよ
ああ今に見ていろ
不敵に笑う
そしてもう振り返らない

逃げたくないんだ
あの日の影から
乗り越えるために弱さをねじ伏せた
結果がどうとか知る由もないが
全力で未来を迎え撃て

不安はいつでも期待より大きくて
脚が竦んでしまうけど
振り向けば道なし
踏み出せば道になる
昔の偉い人の言葉さ

道なき道をゆく
先駆者（パイオニア）と言えば
聞こえはいいが
最初は苦労ばかり絶えない

でも逃げたくないんだ
あの日の影から
目を背けるのはもうやめにしたんだ
この物語は始まったばかり
前を向いて進め
いまここから

誰も見たことのない
当たり前は通じない
最初に飛び込むペンギンに
俺はなるんだ

弱音を吐けば
いますぐ布団の中に
もぐりたいけれど
後には引き返せないや

逃げたくないんだ
あの日の影から
新しい自分
世界に羽ばたいて
どう足掻いても一度きりの人生
いのち続く限り燃え上がれ