幻影ホスピタル

夢→現実
という歌詞の流れです。

■歌詞
あー　不思議なモノを見た
はあ…　いつもの溜息は　
大きな白い雲に　変わってしまったんだ

光が小さくなる　夜が溶け込んで今
宙を舞う星だけが　世界を照らす道標に

頭と心の中に何かが入り込んで
影の根　足音止めて　迷いを促したよ

僕らの生きる道には　辛いことばかりだと
囁く黒い言葉が胸を突き刺してても

ふたり巡るよ　寂しさを断ち切って
暗い病院に一言の手紙置いて
繋ぎとめてたナースコール引きちぎって
明日が来る前に走って飛び出した

晴天の朝は身を潜めてる
彼方見下してぼんやり笑う
風が吹き抜けたこの先でただ
夢に戻りたいだけなのにな

あー　僕らの毎日は
はあ…いつもの溜息さ
目が覚めた部屋の中　空を見上げるだけで

つまらない気持ちさえ　楽しくさせてくれる
一呼吸すれば　ああ　世界が変わる時が来るよ

見えてる？見えてない？今も何かが入り込んでる
影踏み　足跡消して　帰り道隠したよ

誰にも言えない本音　くだらないことばかり
それでも人は悩んで心を迎え入れる

ひとり　また　ひとり消えてく僕の中
音もない夜の時間を紡いでも
理想を夢見る自分が寂しくて
明日が来る前に走って飛び出した

晴天の朝は身を潜めてる
彼方見下してぼんやり笑う
風が吹き抜けたこの先でただ
夢に戻りたいだけなのにな

ただ
ぼくらは

ただ
生きたいだけだよ