帰り道コンビニ スルーして
今日はちゃんと 炊いてみようか
冷蔵庫の隅に 残ってた
かぼちゃがちょっと いい感じ
茹でただけの さつまいも
味噌汁に落とす舞茸
小さな鍋に 香る湯気
ふと落ちてくる 頬の雫
誰のためとか そんなのじゃなく
自分のために 手間かけてみる夜
そんな日が あってもいいよね
ほかほかの 温かいきもちが
体の奥から ひろがってく
炊きたてと 言葉のない時間
それだけで 満たされるね
「なんでもない日が、いちばんいいよね」
そんな秋が 今日は似合ってる
うるさいスマホも 置いたままで
今夜はゆっくり 塩と銀杏
使い古しの茶碗に 添えて
飾るだけでも ほっとする夜
仕事も夢も うまくいかなくて
ちょっとこぼれた 今日だけど
秋刀魚の塩気と 柚子胡椒が
胸の奥で「おつかれ」 って言ってる
忙しく焦る 日々のなかでも
ひとりだけでも ちゃんと整えてく
そんな強さは 身についたかな
ほかほかの 柔らかいきもちが
明日のドアを 開けてくれる
好きな味 今の時 噛みしめ
今日もちゃんと、やれてるよ
「なんでもない日を、大事にしたいよね」
この瞬間(とき)から 明日へ歩き出そう
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