水鏡水世界_off_vocal_BPM180
未マスタリング音源です
「水鏡水世界」
歌唱:杏戸ゆげβ
赤い月が泣いて
ささやかな祝福
追い越した黒猫
夢遊病みたいにゆらり
届かない言葉に
気づかないようにと
鍵をかけて手放した
こゝろの匣
永く続く夕立
想いを流して
きれいなきみが咲えば
ぐしゃぐしゃになる
蝶の夢がもう消えてしまう
枯れた花に触れた指が
隠す嘘 閉ざす朝
鐘の音が息をしたら
欠けてゆく桜に
灰の雪が優しく撫で
子猫と埋まる
水たまりに映る笑顔は
もうどこにもないけど
鬼灯は孤独に
静寂を照らした
蹲る涙の匂い
鼓動が響く
影もない黄昏
持て余す希望は
林檎飴と溶けてゆく
酩酊する
蜂のような神立
ぼくを刺したまま
張り子の梦を砕いて
手紙を書いて
季節の底へとばらまいたら
繋いだ手は
ちぎれてゆく
蒼い鳥の羽の祈りが
傷を焦がした
枯れた花に触れた指が
隠す嘘 閉ざす朝
鐘の音が息をしたら
欠けてゆく桜に
灰の雪が優しく撫で
子猫と埋まる
水たまりに映る笑顔は
もうどこにもないけど
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