白く途切れた
記憶だってそうだよ

まだ離れたくないよ　離れたくない
でも伸ばした手は　君が　振り解いて
キレイな横顔は　去っていく

知っていた僕はもうここにいない


夢に見たのはきれいな歯車
だけど直らない神経
ずっと覚えてたの
ホットミルクみたいに
マシマロみたいに
まっ白な　ふんわりした　何か
その何かが君だったってのは　まだ気付けてない


ひゅらひゅら　揺れて乱れて舞って叫んで
ゆるゆる　聞けない話せない見たくない
つながった糸だって切れちゃったよ
赤い糸信じた僕たちまた会えるかな

きっと逢える　それを信じて何が悪いの
なんだか悲しくなって　僕は泣いた　泣いた


吐いた息が白くなった
まだ意地張って　君を悪いヤツと決め付けたまま
想い出のおそろいのストラップ
まだ拭いきれないのかい？
なら歩けばいいだろう、
それが望みだろう　悩むな
その悩みが今の僕を駆り立てる　また会えるかな


ゆらゆら　揺れて乱れて苦しんで泣いて
ひゅるひゅる　許した許さない笑って
千切れた糸だってまた直せるよ
赤い糸信じた僕たちまた会えるよね


きっと逢える　それに絶望あるかわからない
なんだか嬉しくなって　僕は泣いた　泣いた


まだ見つけてない　見つけてない
でも踏み出した足は　風を　切っていく
キレイな雫色　覚えてる

いつもの僕がまたもどる


走り出す！
君めがけて走り出す！
この思いにウソつきたくない！
キレイな泣き顔は　僕をじっと見つめた