天色に輝く大空
たたずみ心の声ぽつり
「あの中に混ざっていいのか」
色を壊してしまいそうで
この世に降り立った旅人
目次のない物語のよう
「成長」さえも分からなくて
心の奥 突き刺す焦燥
飛び立て 風を揺らして
君の名前 呼んでいる声へ
五億に混ざる天色
すこしくらい 壊してもいいさ
息をして道行く旅人
目に映る愛のない言葉
その度に疑う存在
消えたいと願う弱い自分
景色はとうに摩天楼
何者になればいいのか
逸る心は放り投げ
一歩ずつ確かに前へ
完成求め揺蕩う
意味を求め生き続けていく
だけども所詮人間
未完成が美しい姿
飛び立て 風を揺らして
君の名前 呼んでいる声へ
五億に混ざる天色
すこしくらい 壊してもいいさ
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