・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・ピピピピ・・・ピピピピ・・・

目覚ましの警告のような音が鳴り響く・・・
また朝が来た。
毎日律儀にやってくる。最後の朝が来た。
そして、毎日律儀にやってくる。最後のお出迎えも来た。

「お~い!レオ~。おきてるか~い!」

レオたちは選択した。
自分たちの未来を。

レオ「もう準備はできてる。今行くよ。」
すがすがしい風が体をすりぬける。

リン「早く行こうよー!」
レオ「ああ、今日もやけに元気だな。」
リン「今日は学校で友達と会えるんだー!」

リンもきっと後悔はしていないだろう。説明の時はポカーン顔だったけど、最後は理解してくれたと思う。
だからきっと笑顔で一緒に登校できるんだと思う。
学校につくと友達の『おはよう!』という気持ちの良い挨拶が飛んできた。
レオもリンも『おはよう!』と元気にあいさつを返した。

友達との楽しい朝をすごし、担任の先生がきた。
あのPC・・・担任の先生のだったのか・・・!
リンが先生のほうに寄っていき、「先生今日はとても空気がいいですね。これからも先生がんばってくださいね!」
といった。先生はなぜいきなり生徒にこんなことを言われたのかわからない様子で、ポカーンとしていた。

最後の学校はすごくはやかったように思える。

下校途中リンと二人で帰った。
いつもどおりの帰り道。ほぼ直線の帰り道。
そろそろレオの家に着く。





レオとリンは泣きながら、笑いながら別れの挨拶をした。






じゃあね。また明日。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

白色 part4

最終章。
今回は初作品なので、クオリティが低いかもしれませんが、温かい目で見てやってください。
今回で「しろいろ」は終わりです。

閲覧数:110

投稿日:2008/09/29 22:39:22

文字数:654文字

カテゴリ:その他

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