相思寵愛 飯事為れど 万理の骨牌に興じて憩う
蓮華と雪路の合間を縫いて 懺悔翳ろう来世かな
闇を畏れよ 身体に刻め 輪廻に争うコトなど笑止
幾年経てどこの世は混沌 同じ化けなら楽しく行きよや
短いほんの束の間の夢
泡沫の祭を共に過ごせよ
修羅々…修羅々 御伽草子
修羅々…修羅々 祀り囃し
本能の儘 詠え騒げ 三言数え さぁ――
さくら-サクラ 散り急ぐ為れ 悲しみは永久に美しく
さざめき出した春の儀式 今宵は往き気色
錯乱-錯乱 散り急ぐ勿れ 喜びはとうに失せにけり
代わる代わる移り変わりゆく 命は幸化色
何を嘆いて何を償えば この苦しみは消せるのでせうか
何を願って何を唱えれば 慈しみは成せるでせうか
迎う既視に郷愁出れば 由も知らずに涙が溢る
されど空蝉は常に哀れ 別れを知りながら出逢い、愛す
短いほんの束の間の夢
この先 幾度繰り越す激情
修羅々…修羅々 御伽草子
修羅々…修羅々 纏り速し
巡る季節 廻る想い 幾つ数え 嗚呼――
さくら-サクラ 散り急ぐ為れ 悲しみは永久に美しく
さざめき出した春の儀式 今宵は往き気色
錯乱-錯乱 散り急ぐ勿れ 喜びはとうに失せにけり
代わる代わる移り変わりゆく 命は幸化色
修羅々…修羅々 御伽草子
修羅々…修羅々 祭囃子
巡る季節 廻る想い 幾つ数え 涙散らす
修羅々…修羅々 御伽草子
修羅々…修羅々 夜途戯如し
本能の儘 詠え騒げ 後悔せずやうに
さくら-サクラ 散り急ぐ為れ 悲しみは永久に美しく
さざめき出した春の儀式 今宵は往き気色
錯乱-錯乱 散り急ぐ勿れ 喜びはとうに失せにけり
代わる代わる移り変わりゆく 命は幸化色
ひとつひとつ 思い出たちを 手繰り寄せるたびに傷付けど
再び固く契り合いて 強靭な絆とせ
刻の重み 想いはつまり 小さな肩へと降り積もり
それはまるで桜の如し 儚く爆ぜにけり
椿が地に落ち 狐を依掻く
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