『君以外なんて』

いつも笑ってみせたんだ
涙隠せる様にして
くぐもった声で叫んでも
君に届かないや
浮かない顔をしてたのは
愛想尽かしてたからかな
腕を伸ばしても僕の傍から
離れていくの

昨日の君も明日の君も
僕の事は知らん顔
君を見つめる僕に背を向け
過去になろうとするんだ

君が居ないと呼吸が出来ないのに
（君以外なんて）
僕の隣にずっと居てほしいのに
（君以外なんて）
千切れる間際の綱渡りみたいに
足が震えているんだ
（このまま落ちてくのだろうか）
行かないでよ　ねえ
私の全身は貴方以外
愛せないから

悲しい夢見てた
いつも正夢になる
楽しい夢見ても
そんな事無いのに
まあいつも君の事だけだけどさ
嫌な思い出も君の事なら
ゴミ袋でも猫に見えるよ

昨日の僕も明日の僕も
君で染まっているのに
僕を見つめる君は何度も
記憶探しても居ないの

君が居ないと呼吸が出来ないのに
（君以外なんて）
僕の隣にずっと居てほしいのに
（君以外なんて）
冬が始まる前の枯れ葉みたいに
足が震えているんだ
（このまま落ちてくのだろうか）
行かないでよ　ねえ
私の全身は貴方以外
愛せないから

それならいっその事
君が僕を落としてくれたらな
この繋ぎ目を
切る事なんて僕は　僕は
出来ないから

君が居ないと呼吸が出来ないのに
（君以外なんて）
僕の隣にずっと居てほしいのに
（君以外なんて）
千切れる間際の綱渡りみたいに
足が震えているんだ
（このまま落ちてくのだろうか）
行かないでよ　ねえ
貴方の全身は私の事
愛してくれる？