1A
ガラス越し眺める黒檀の窓辺には
鮮やかな赤と白のコントラスト
ああなんて綺麗なんでしょう！

1B
雪のように白くて
血のように赤い
黒檀色のお姫様

1S
もしも儚く溶けて消えゆく夢だとしても
世界一かけがえのない愛の結晶なの
優しく見守り続けてゆくわ


2A
大人への階段一歩一歩あなたと上ってく
真っ白なヴェールで素顔
見えないよう覆い隠した

2B
世界一幸せと微笑むけれど
自分だけは誤魔化せない

2S
この世で一番美しいと
不安を消してくれたなら
私の中の魔女を焼き尽くして
永遠の眠りにつかせるから

3S
二人で分けた禁断の実は
闇へ誘う毒がある
儚い愛の欠片　溶けて消えた
あたかも雪の結晶のように



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※全文ひらがな（一音二文字は[]、「は」「へ」「を」は発音通りに表記）

1A
が　ら　す　ご　し　な　が　め　る
こくたんのまどべにわ　あ　ざ　や　か　な
あ　か　と　し　ろ　の　こ　ん　と　ら　す　と
ああなん　て　き　れ　い　な　ん　で　しょ

1B
ゆきのよおにしろくて　ちのよおにあ[かい]
こ　く　た　ん　い　ろ　の　お　ひ　め　さ　ま

1S
も　し　も　は　か　な　く　と　け　て　き　え　ゆく
ゆ　め　だ　と　し　て　も　せ　か　い　い　ち
かけがえのないあいの　け　え　しょ　お　な　の
やさしくみまもりつずけてゆくわ


2A
お　と　な　え　の　か　い　だ　ん
いいぽいいぽあなたと　の　ぼ　お　て　く
ま　あ　し　ろ　な　べ　え　る　で　す　が　お
みえない　よ　お　お　い　か　く　し　た

2B
せかいいちしあわせと　ほほえむけれど
じ　ぶ　ん　だ　け　わ　ご　ま　か　せ　な　い

2S
こ　の　よ　で　い　ち　ば　ん　う　つ　く　し　いと
ふ　あ　ん　お　け　し　て　く　れ　た　な　ら
わたしのなかのまじょお　や　き　つ　く　し　て
えいえんのねむりにつかせるから

3S
ふ　た　り　で　わ　け　た　き　ん　だ　ん　の　みわ
や　み　え　い　ざ　な　う　ど　く　が　あ　る
はかないあいのかけら　と　け　て　き　え　た
あたかもゆきのけえしょおのよおに