Refrain

月の光　差し込む部屋　隠れるように　息を潜めた
誰も居ない　意味さえない　寄り添う二人の距離は近い
溜め息さえ　白く染まる　吐息の熱　すぐに冷めてく
凍えそうで　熱でもあるよう　夜明けを待つ君の肩に触れた
　
静寂の中　二人の世界　抱き寄せる腕　時間よ止まれ
乾いた頬の　輪郭なぞる　ふとした仕草に心が揺れる
愛すること　夢見ること　君のことを　私のことを
どんな言葉で　伝えればいい？　この関係が壊れないように


茜色の　朝焼け空　まどろみから　目覚め始める
どこにもない　君の姿　名前は木霊して胸に還る
どこにいるの？　何をしてる？　問いかけても　答えはなくて
性質の悪い　夢なら覚めて　ガラス越しに君の影が見えた

置いてかないで　置いてかないで　素足のまま　走り続ける
傷だらけでも　血に塗れても　君をなくす痛みに敵わない
君の背中　追いかけても　追いかけても　離されていく
この痛みを　……覚えてる　ほんとの事に目を背けていた


悲しいこと　思い出して　忘れたくて　忘れられない
誰でもない　私の役目　あなたのことを忘れないように
声が枯れて　カラダが朽ちて　土に還る　塵になるまで
あなたの歌　歌い続ける　遠い記憶が壊れないように

愛したこと　夢見たこと　あなたのこと　私のことを
どんな声で　歌えばいいの？　この思いが空に届くように

LaLaLa... LaLaLa... LaLaLa... LaLaLa...