綺麗な朱色の赤い箱が家にあるの
綺麗な白いお花の絵が描いてあって
ママが大切にしていた箱なの

ママの箱 それは魔法の小箱
ママの大事な赤い箱 そこには友達が住んでるの

家に帰ったら真っ先にその子に会いに行くの
いつも箱の中 一人ぼっちで私を待っているから

漆が少し剥がれた蓋の中 彼はそこにいるの
潤んだ瞳で真っ直ぐに私を見つめる王子様が

ママの箱 それは私と彼のお城
ママの素敵な赤い箱 そこには王子様がいるの

今日も彼と会うためにママの赤い箱を開ける
昨日と同じように箱の中から顔だけ見せる彼

一人きりの時だけ会える王子様
私だけの王子様 箱に住んでる王子様

ママの箱 それは私と彼のお城
ママの素敵な赤い箱 そこには夢が詰まってるの
パパがママに贈ったプレゼントなの

パパが言ってたわ 「ママへの最初のプレゼントなんだよ」って
パパが言った 「またママの鏡箱を見てるのかい?」って

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

箱入り王子

家に鏡の入ったオルゴールがあったな、と思い出したので作ってみました。
歌詞というよりはただのポエムのような気がします。
そもそも歌詞ってどうやって書くのだろうと今更ながら悩みます。

閲覧数:129

投稿日:2008/04/19 13:11:51

文字数:401文字

カテゴリ:その他

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