降り追う風とも 頻り謡う　微睡む中 通り抜けを
配達したいという 懇々　其処の戻りを拵えて
存続したいという踏み落としで　何を届けるか 匿名希望の

マスカレード マストレード　斉ので備蓄を再び紡ぐと
マストレート 待って標榜　私の事など放り置く
でも
そうじゃないかも そうじゃないかも　何かが囁く 不屈の内から
そうじゃないんだと そうじゃないんだと 願う　教えて 呉れていたのかを

マスカレード マストレード　無音の飾りを 渡すこともなく
マストレート 〼が今日も　被書記の言葉 拾い上げて また
マスカレード マストレード　ほんのり暖か 未だ未だ温くも
マストレート 明日今日と　仄々認む 踏み出す勇気をば

ほっとしたってもう ポロポロ
今も ずっと何処かから 見守っているかも

指折り数え居よう 咆々　唯の言霊 響かずに
追う風とも さらば　糢糊の愁い 飾り飛ばし
さようなら またさようなら　但し 何が残るかは 匿名希望です

マスカレード マストレード　斉のでじゃんけん 後出し負けたら
マストレート 舞って上奏　私の事など切り捨てよう
でも
そうじゃないんだよ そうじゃないんだよ　何の気無しから 楔に籤引く
そうじゃないかと そうじゃないかと思う　心に何が萌えたのか

マスカレード マストレード　肺活量して 背骨を広げて
マストレート 〼が今日も　私の心を受け止める 痛。
マスカレード マストレード　不意突く 字が 三度驚かせ
マストレート 伸びた今日も　まじまじ見つめる 重なる土産をば

「ほっとしたよ」　ポロポロ
だから ずっと何処かから 見守っているんだよ