ココロなんて何処か　置いてきて
キミはボクの顔を覗き込ん（だ）
こんにちは　はじめまして
ワタシと　旅に出ませんか？
（ボクはすぐ）手を差し伸ば（した）

作りモノの（冷たい手を取り
キミはボクの顔を見上げた
ココロもカンジョウもないけど）
ボクをどこかに　つれだ（して）

（青い空と　ガラクタの街で
キミは前をぼんやり見つける
この先に何があるの？
もっと遠くまで連れてって
キミの小さな目が輝く）

あるく　あるく　ガラクタの街を　（ふたり　あるく）
見える　見える　世界を巡るんだ　（みたい　みたい）

ボクの手をひいて　やさしくわらう

ココロなんて何処かに捨ててきて
ボクはキミの顔　覗き込んだ
おかしいな　（なんで？）　あたたかいの
（作りモノの　閉じたココロから
溢れ出す暖かみ おかしいな？）
ボクは　壊れていませんか？
手を握りしめてた

作りモノの　心に（生まれた）
（キミとボク　だけの時間）
ココロのある変なロボット
ボクのナニカが（換）わりだした

（広い空に　続く坂道で
　キミは軽々と　ボクを肩にのせ
　遠い未来を指さし
　優しいオトで囁いた）
キミはワタシの家族だよ
なんだかボクはウレシイな

ココロなんて何処かも分からずに
キミはボクの顔覗き込んで
やさしいめで　わらう　あたたかいの
作りモノ　が捨てられたこの街で
溢れ出すぬくもり　ふしぎだな？
ボクは変わって　いるのかな？
手を握りあるいた。
（遥か遠くの　そのさきへ）

この先には　動けない
作りモノの　キミだって　分　か　っ　て　た
ガラクタに足りない　人に変わるぬくもり、って
ぼくは夢中で叫んでた　ずっといつまでも
『そばに居て』
（キミの小さな目が 瞬く）

かわる　かわる　ガラクタの僕を　（きみが　かえて）
浮かぶ　浮かぶ　かぞくの二人（に　こころ　ともる）
さがす　さがす　ガラクタの街を　きみの　ために
変わる　（換え）る　ココロをサガシ求め！

こころなんていつでもココにある
きみがぼくに教えてくれたから
おかしいな　わらうと　あたたかいね
作りモノで溢れたこの街で
置き忘れたココロを探そうよ
ぼくは　変わっていくのかな？

うかぶ　うかぶ　（二人）こころ（合わせ）
てとて　てとて　繋ぎ合わせ笑う
ぼくは　きみに　わらいかけた
（きみの声がする　お・か・え・り）