赤い月灯りに照らされた影

事が済んだ跡に聞こえるは醜い慟哭

返り血を浴びた姿はまるで振袖

雫を滴らせてまた一人灯火が消える

 

処女の証はとうに捨て

暗い世界(みち)を歩く私に 光なんて似合わない

 

緋く濡れた腕をいくら洗っても

亡者の嘆きが消える事はない

いつか浄化される日を待侘びながら

今夜も振るうは死神の鎌

 

 

偽りの微笑みに溢れた顔に

血の涙を流して みんな殺し尽くして

 

十字架に跪いて懺悔を繰り返しても

過去の過ちが消える事はない

私の棺桶で眠ってしまった

君ももう赦してはくれないよね

 

緋く濡れた腕をいくら洗っても

亡者の嘆きが消える事はない

いつか浄化される日を待侘びながら

今夜も振るうは死神の鎌

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緋雨

殺し屋としての身を嘆いているミク
……なんちて(笑

閲覧数:182

投稿日:2008/01/03 04:40:11

文字数:341文字

カテゴリ:その他

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