御伽恋哀物語
少々長めですが、おとぎ話口調の物語です。
イラスト募集終了します。
ご関心を寄せてくださいました皆様、ありがとうございました。
<歌詞>
昔々ある王国(くに)に貧しい少女がいましたとさ
少女は王国(くに)の王様に想いを寄せていましたとさ
貧しい少女は王様と躍る夢見ていましたとさ
ある日魔女がやってきて貧しい少女に言いましたとさ
“少女よ 哀れな娘よ 一夜だけ夢に溺れるがいい
その願いを叶えよう お前の心と引き換えに”
その夜(よ)少女は王様と手を取り踊り明かしたとさ
そして朝がやってきて一夜の夢は終わったとさ
やがて魔女がやってきて少女から心を奪ったとさ
少女は心奪われて魔女となり王国(くに)を襲ったとさ
昔々ある国に勇敢な剣士がいましたとさ
剣士は隣の王国に魔女の噂を聞きましたとさ
剣士は魔女を倒すため隣の王国(くに)へ行きましたとさ
隣の王国(くに)のお城の中で剣士は魔女に会いましたとさ
美しい魔女の姿見て剣士は心を奪われて
構えた剣(つるぎ)を収めて魔女と二人恋に落ちた
剣士と魔女は王国(くに)を捨て人里を離れ暮らしたとさ
やがて二人は娘(こ)をもうけ幸せな日々送ったとさ
その頃王国(くに)は大騒ぎ 剣士が消えたと騒いだとさ
人々は王国(くに)を出て剣士の姿探したとさ
巡り巡る因果の渦に呑み込まれし哀れな者よ
赦されぬ恋の果てに滅ぶがいい...
昔々ある山に小さな小屋がありましたとさ
剣士と魔女と乳飲み子が平和な日々を過ごしたとさ
ある時王国(くに)の人々が剣士の小屋を見つけたとさ
剣士は魔女を縛り上げ娘(こ)と共に火にかけたとさ
燃え盛る炎の中で愛は恨みに姿変えて
魔女の“母”の魂が愛する我が娘(こ)救い出した
剣士は王国(くに)の英雄となり王様として迎えられたとさ
やがて美しいお姫様と幸せな日々過ごしたとさ
命救われた魔女の娘(こ)は王国(くに)の旅人に拾われたとさ
幼くして働きながら旅の老夫に育てられたとさ
昔々ある王国(くに)に貧しい少女がいましたとさ...
作詞・作曲 Nen-Sho-K
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