
pray for illumination
赤と緑のハレーション
焼き付いて見せたのは
誰かと出会う
優しい苦しい幻
明と暗のローテーション
歩く度ちらちらと
僕のためではないから
無機質な暖色だ
ずっと許せない僕よりも
せめて幸福でありますように
それくらいしか考えたくないな
涙が溢れてしまうから
雪が混じる風が頬を叩いて
冷えていた心がまた凍えるような
喜びと引き換えに感情を消してしまいたいのに
イルミネーションの光がやけに伸びて
僕を照らしていたんだ
口ずさんでもデプレッション
ケーキを強請ったあの時よりも
拗けてしまっていた心も
煌めいたショーケース
一際鮮やかに見えるから
孤独にも魔法がかかる
ずるいや
きっと明日もその先も
抱えた僕は大人じゃないけど
何度もこの日を迎えてはいつか
手放す日が来るんだろうな
すれ違う人々笑顔だらけで
温かくて遠い記憶が過ぎっていく
悲しみと引き換えにプレゼントしたい この光
行き場のないおせっかいだ
雪が止んでも風は痛いくらいだ
それでもまだなんとか、歩いているholy night
オーナメントに映る僕のための甘い夢
イルミネーションが 消えないように祈るよ
今夜だけは許して
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