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月へ ~For Robert Hutchings Goddard~

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5945992
栄光なき天才の一人 ゴダード博士について歌いました。月に憧れて、液体燃料ロケットを開発した人です。

歌中の「機械の翼」は、1903年のライト兄弟の飛行機です。歌の初めの部分、ゴダードが宇宙を目指したのは16才の時1898年ですから、まだ夢です。
ケイヴァライトはウェルズの「月世界最初の人間」に出てくる重力遮断物質。これで月に行くわけです。
巨大な大砲は、ヴェルヌの「月世界旅行」で月に行く方法。
「月への夢は悪夢に変わる」のは、ドイツの液体燃料ロケット兵器V2号の事です。
「道の半ばで」ゴダード博士は1945年死去。アポロ計画発表が1960年、月着陸が1969年ですから、月への道の半ば。
「誰か」結局、V2号開発のフォンブラウン博士がこの「誰か」ですね。終戦後アメリカに移住して、アポロ計画に携わりました。
「バカにされても」ニューヨークタイム誌は、ゴダード博士の論文に「空気の無い宇宙でロケットが進む筈が無い。高校生でも知っている。」と非難したわけですが、1969年に月面着陸の前日、謝罪しました。
「明日の現実信じてる」1969年、ゴダード博士の夢である月面着陸が実現しました。

月へ ~For Robert Hutchings Goddard~
作詞・作曲 Elle

機械の翼 未だ夢見る
時は19世紀末
ウェルズ・ヴェルヌ 語り部たちは
月への夢を描き出す

語り部たちの月旅行記に
心躍らす少年は
いつか月へ 心に決めて
熱い情熱傾ける

ケーヴァライトは見つからなくて
巨大な大砲無理が過ぎて
液体燃料ロケットはでも
誰もまだ見たこともなく

月へ、月へ、今はないなら
僕が作ればいいだけさ
昨日の夢は、今日の希望
明日は実現してみせる

((間奏))

月への夢の小さな一歩
ガソリン・酸素を詰め込んだ
ロケット「ネル」は 轟音立てて
12メートルを駆け上がる

世は戦争に塗りつぶされて
月への夢は 悪夢に変わる
悲痛の叫びは掻き消されて
時はただ失われてく

道の半ばで倒れ伏しても
きっと誰かが続いてく
僕の夢は 誰かの希望
いつか月へと届くまで

月へ、月へ、バカにされても
失敗しても諦めず
昨日の夢は、今日の希望
明日の現実 信じてる

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投稿日:2009/01/25 04:36:13

長さ:02:26

ファイルサイズ:2.2MB

カテゴリ:音楽

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