Story
ミツバチるのあは今日も、仲間と一緒にお花畑で蜜をとりました。
そしてたくさんの蜜をとって、帰ろうとした時
「今日はいっぱいとれたから ちょっとよりみちして、おばあちゃんにみつをとどけてあげて」
そうお姉さんバチに言われたるのあは友達たちと届けに行きました。
帰り道から少し外れた場所に おばあちゃんちはありました。
「いつもありがとうね」
そうおばあちゃんに言われたヨモラたちはちょっと照れました。
でも前からるのあは気になってた事がありました。
おばあちゃんはいつも窓の外を見る時、ちょっと寂しそうだったからです。
今日はなんで寂しそうなのか聞いてみる事にしました。
「おばあちゃんはそとをみるとき、どうしてさびしそうなの?」
おばあちゃんははっとして、しばらくるのあを見つめた後 話し始めました。
「ここから西に森を抜けていったところにある丘から見た夕日が忘れられなくてね。
遠くには海が見えて、それはそれはきれいな景色だったんだよ。
わたしはもう飛べないからそこにはいけないんだよ。。もう1度だけ見たいと思
ってね。。。」
「そっかぁ。。」
るのあはちょっと考えた後、言いました。
「おばあちゃん!るのあがつれてってあげる!!」
「!?。。わたしはもう飛べないんだよ?」
「だいじょうぶ!るのあにまかせて!!だから、ちょっとまっててね( ´ω`)」
その約束だけしてるのあたちは帰りました。
巣についた後、るのあは友達たちと一緒にあるものを作り始めました。
使うものは、小枝 どんぐり 葉っぱ つた です。
小枝を使って台座の骨組みを作りました。台座に葉っぱをくっ付けて座れるようにしました。上には屋根も作りました。どんぐりと小枝で車輪を作りました。
前につたを結びつけて完成です!
おばあちゃんを乗せて引っ張っていける車が出来上がりました。
次の日、おばあちゃんちに行ってそれを見せてるのあは言いました。
「おばあちゃん!そのおか までいくよ!!はやくのって!(´∀`*)ノ」
びっくりしてましたが、言われるままにおばあちゃんは車に乗りました。
るのあと友達たちはみんなでつたを握って引っ張っていきました。
途中で石が邪魔してたので道を変更しました。
鳥がいたので、木の陰に隠れました。
すると突然、空に雷の音が響いて雨が降ってきました。
木の陰から出れなくなったのです。
「みんなありがとうね。ここまでこれただけでも充分だよ。ありがとう」
るのあと友達たちは話しました。そして決めました。
「おばあちゃん!いくよ!!やねがあるからおばあちゃんはだいじょうぶだから
c(`・ω´・ c)」
「でもお前達が。。」
「だいじょうぶ!しんぱいしないで((o(´∀`)o))」
るのあは友達と雨の中、進んでいきました。羽も濡れてみんな疲れていきました。
でもるのあたちはずっと前を見て進み続けました。。
そして、丁度夕方の時間に辿り着きました。おばあちゃんの言ってた丘の上です。
雨は降り続けてますがるのあは嬉しそうに言いました。
「おばあちゃん!ついたよ!!(*´ω`*)ここでしょ?」
「ありがとうね。本当にありがとう。ここまで連れて来てくれた事が心から嬉し
いよ。。みんな頑張ってくれてありがとう(´;ω;`)ウッ…」
「むん(*´ω`*)」
るのあも友達たちも満足そうな笑顔をしてました。
その時、もの凄い風が吹きました。
車ごとみんなが飛ばされるかと思うほど強い風が吹きました。
しばらくみんな車にしがみついてたら、だんだん弱くなっていきました。
すると雨がやんで雲がはれていきました。
そしてみんなが見ました。
おばあちゃんがずっと前に見た景色です。
夕日で紅く染まる空。遠くの海には夕日まで続く輝く道。
全てが輝いて見えました。
「すごーい!みんなすごいよ!!」
るのあは友達たちとはしゃいで飛び回ってます。
おばあちゃんはずっと夕日を見てました。
遠い昔見た夕日を。。ずっと。。。
ミツバチるのあ
絵本のような書き方をしたかったんですが、難しいですね。
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