飲み込んだ夜にバスは落ちていく
繰り返す日々に手を振りさよなら
飛び去ったあの鳥はもう戻らない
透明な雪は君に降り積もる
混ざり合った波は足首を拐う
欄干の上に月もうはいない
切り取った視野に君の灰の痕
そうきっとこれはすべてが本当のこと
止め処なく意識は零れて夢に落ちる高架下
苦しまないでお願い
時計の針はまだ
この臓腑を震わせて生きること
その血の音
誰もいない部屋は朽ちて
白く眩む街灯の影
朝の窓辺に散らばる身体を抱き寄せて
僕ら溶け合うように永遠のさいごを
シーツを汚して君は冷えきった床に倒れ込む
もう明日は来ないよ
一緒に気が触れるまで笑おうね
00:00 / 05:24
piapro公式Twitterで紹介されました
埋もれた二月
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
ピアプロ運営
使わせてもらいました
ピアプロ運営です。ピアプロの公式Twitterアカウント(https://twitter.com/piapro)でおすすめの作品として紹介させていただきました!
2020/04/22 14:32:58