儚く脆い
書き綴る詩に意味は無く
夜色に染まる 空蝉よ
千歳と経った 今の世に
溢れた声は届かない
迷い子は何にも成れず
稚拙な赤子で詩を書く
成りたい自分に成れなかった
書きたい詩を書けなかった
夢を見て夢に殺められて
朧げな感情で
いつしか大人になっていく
この気持ちもいつか忘れてく
脆く儚い
一二三と数えて 涙に沈んだ
汚れた詩には…。
九つ十と 旧り行く 過ぐ世へ
やりたい事も出来なくて
孤独な自分嫌っていた
夕暮れと夏の終わる宵に
何も知らなかった
幼い日のわたし
霞行く夢は何処
成りたい自分に成れなかった
先行く人らを羨んだ
憧れた夢さへ遠のいて
失った感情は
諦めて故に咲いて
袖を濡らして行こう
儚く脆く 散りゆく世界
いいなぁいいなぁ 夢二つ
妬んで恨んで 崩れてく
この歌詞に意味は無く
ただ書き吊るしているだけなので
成りたい自分に成れなかった
いつしか大人になっていく
書き綴った詩は終わっていく
なんて寂しいから
またいつか 詩を書いて
どんな色に染まるかな
儚く脆い 僕の詩
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