幻衰島
糸付き太陽 空腹に堕ちて
食べ物探した 白い穴の中
足元泳いだ 茶色の魚
捕まえかじった トロトロのお腹
助けは来ないと 悟った今日で
終わりにしようと 起き上がりました
ガラクタを集め積み上げ
離れてく ほしにバイバイ
失望の種が芽を出し
戻れずに 進む退廃
一人きり 辿り行く 夢の島 幻衰島
足掻いて 疲れきって 流された 部屋の中
雨降り暗闇 涙を洗い
閉じてた目を開け 見つけた天使
助けてやるよと 笑った後で
「首輪が欲しい」と 囁きました
ガラクタを集め結んで
輪を作り 固くぎゅっと
「一つ目を僕にかけたら
二つ目は君にね... さぁ...」
星はきっと また光り 月はね今 沈むから
モノクロの 波の音 聴き飽きた 空の下
僕がほら 手を握り 飛び出した 幻衰島
青の空 仰ぐため 抜け出した 黒い空
宙を舞う僕は独りで
握ってた 両手ずっと
「一つ目の君がソコなら
二つ目の僕はね... さぁ...」
暗くなる 空の色 去って行く 波の音
ただ君の 笑い声 聴きたかった 部屋の中
いつもほら 座ってた 君がいた 椅子を蹴り
寂しかった 時間を捨て 抜け出した 幻衰島
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