「アウトロー」

もう疑心暗鬼だらけ、私の人生は
一応人間なので、嫌われたくないし

話を合わせれば心に増えていく
小さなミスでまた吐き気がするけど
見たくも無いものさも見たいかの如く
演技力にはちょっと自信があると思う

普段は成る可く大層非凡である様に
些細な事でも愛憎振り撒かない様に
自分は元より、はい、そう、私じゃない様に
心とか体の相性気にせぬ様にな。

散々不埒な私は、もうラッタッタの他
そう世間に見えない様見えない様
推奨の在るべき姿に
そんな自分じゃなんか違うんだよ
でも言えないわ
そう言えないわ
もう言えない

対象大層ことなかれで
大体怠惰先延ばして
案外安価この魂は
内々「無いわ〜」...やっぱ無理
バイバイ、はいはい慣れてるから
いいよ いいよ お好きにどうぞ
どうやったって私の人生
さもしい寂しいわ

出会いも別れも案外違いは無いのに
込み入ったところをなんで掻き回すかね?
特別扱いなんてしなくていいのに
偽善の理解者は年々増えてくばかり

散々心をかっ開いてがんばったってさ
人魚姫みたく全てが水の泡
そんなのわかってたから...
もう嫌いなんて言わないでよ！
悲しくなるわ
涙が出るわ
もう死にたい

好きか嫌いかの単純簡素な問題も
尊い命のせいで議論になってんの
そりゃそうですから全然異論は無いけど
別に好きで好きに生まれた訳じゃないの

結局、どいつもこいつも、やっぱっぱの派
知らないを怖がる純粋無垢なあの日の僕の様に
結果、私じゃやっぱいけないんだろ?
寂しくなるかい?
腐ってゆく解
も〜いいかい?
等々不埒な自分が、もうラッタッタの他
もう世間に見えちゃって見えちゃった
非推奨の下劣な姿だ
そんじょそこらの奴たぁ違うんだよ！
それでもいいよ
悲しくないよ
怖くもないよ
もうなんか笑けてくる

じゃあバイバイ 来世はどうか
普通である様に。