ピアノの鍵盤、
優しく撫でてみせて
たどたどしい指でまた
弾いてくれないかな
鈍く痛む胸を抱えたまま
また明日を迎えてもいい
私は待つから
君を待つから
君のところまで行けない
けれど願う
君を想う
君に願う
玩具の鍵盤、
優しく撫でてみせて
あどけない顔でまた
笑ってくれないかな
低く落とし声を荒げたまま
また私を迎えてもいい
私は待つから
君を待つから
君のところまで行けない
けれど歌う
君に歌う
君へ歌う
君のところまで行けない
けれど願う
君を想う
君に願う
出ない声が終わるまで
君を歌う
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