It passes by 行くあてなどなく
想いは いつか枯れゆく
瞼を焼き続けた光
落ちゆく夜に 目覚めた 世界は
君の後に その意味を変え
月日はただ 示し合うように 息を止め
焦がれたあの彼方には 鮮やかに さざめく雨
色は足りず 悲しみだけ静かに 土を伝う
移り過ぎた日々の残すシグナル 追われるように
身を捧げ 尽くし 祈りは幾重に 忘れぬように
夢はもう 言の葉も 流れ尽きた 黄昏に
その音を探す日々に 誘われて
足音 君はもう去り
消えた痛み この意味を残せたら
少しだけの 別れを告げて
次の朝へ 黒く浅い 冷えた眠りと 夜を超え
夢はもう あの彼方には映らない 星は廻り
人は去り 夜明けを待ちわびる度 砂に消え
お伽話の抜け落ちた言葉さえ もう翳せない
零した絵の具の一つ一つまで すくい上げて
残された 夢の痕
壊しかけた 静寂に
夜空に青く輝く星を見た
君は微かに
笑いながら
その影を歩いてゆく
最後の後 往くドアを引く音を聞くのなら
躊躇いは罪を賭して
今ここが遥かな旅路
終われ 遠き日に写した灯 どうか白く
いつか見たあの街を思い出すまで 目は閉じて
黄昏たこの世界にも新しく 空は深く
寄り添う命と風に 花束を また会う日を
この身体が時の彼方に
崩れ果てたとしても
あの音はいつか君に
伝えられるその日まで
この儚く美しい世界に在れ
00:00 / 05:25
落日の黄昏に
修正版。
歌詞 http://piapro.jp/t/3IoU
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