雪ミク2027 秘密の湖で 踊り続けるオルゴール
捨てられていた小さなオルゴールは、ある日、ひとつの小さな奇跡によって少女の姿へと目覚めました。
彼女は今、凍りついた秘密の湖の上で、静かにバレエを踊り続けています。
背中には小さな鍵穴があります。
けれど、そこに差し込まれるはずのゼンマイの鍵はまだありません。
その鍵を持っているのは、ただ一人――彼女の持ち主だけだからです。
もしその鍵が再び背中の鍵穴に差し込まれたなら、
彼女は本来の姿であるオルゴールへと戻ることができるでしょう。
けれど、その日がいつ訪れるのかは、誰にもわかりません。
だから今日も彼女は、
自分とともに実体を得た小さなフィギュアのユキオと手を取り合い、
凍りついた湖の上で静かに踊り続けています。
いつか持ち主が、自分を探しに来てくれるその日を待ちながら。
バレリーナのオルゴールとフォルテをイメージしてデザインしました。
永遠に誰かを待ち続けるという、冬のように冷たい願いが、誰かにとっては小さな温かさとして伝わったら嬉しいです。
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