足元を見ると花が死んでいた
冷たい風が頬を撫でている
僕はずっとそれを眺めている
僕はずっと何も考えずいる

コップをそっと覗いてみた
そこには何も無かったのだ
手のひらそっと覗いてみた
そこには何も無かったのだ
君だったらどうしていたのか
そればっかり考えていたいのになあ

全部笑い飛ばして欲しいんだ なあ
君みたいになりたいのだ
僕は何にもなれないままなんだ
そこらの石にもなれないな
消し飛ばして欲しいんだ なあ
性格リセットできないかなあ
今の僕のままじゃいけないって
ずっと思うままで 思うままで

君はずっとなんでもないように笑って
君はずっと思い詰めて頭抱えて
僕はずっとそれを眺めている
僕はずっと何も考えずにいたくて

鏡をそっと覗いてみた
そこには何も無かったのだ
頭ん中そっと覗いてみた
そこには何も無かったのだ
自分一人じゃ何も出来ない
そんなん僕でも笑ってしまうよなあ

全部吹き飛ばして欲しいんだ なあ
君みたいになりたいのだ
僕は何にもなくていいから
せめて「よかった」と思う人生を
掻き消して欲しいんだ なあ
あわよくば君と笑いたいな
結局僕はどうしたいんだと
ずっと泣くままで 泣くままで

目が覚めると
春の風が吹いていた
あの日死んでいた花は
今もずっと眺めるままで
僕は何も無いままで
君にはなれないままで
でもそれでいいんだ
きっとそれでいいんだ

全部笑い飛ばして欲しいんだ なあ
君みたいになりたいのだ
僕は何にもなれないままなんだ
そこらの石にもなれないな
消し飛ばして欲しいんだ なあ
性格リセットできないかなあ
今の僕のままじゃいけないって
ずっと思うままで 思うままで
全部吹き飛ばして欲しいんだ なあ
君みたいになりたいのだ
僕は何にもなくていいから
せめて「よかった」と思う人生を！
掻き消して欲しいんだ なあ
あわよくば君と笑いたいな
結局僕はどうしたいんだと
ずっと泣くままで 泣くままで
ずっと笑うままで 笑うままで
きっと死ぬまで 生きるままで