ラストアリア

大きな酸素と林檎　「誰が宣うアナーキスト？」
溜飲下がらないアナタになりたい　気持ち悪いほどの不協和音
「楽じゃない。」拙く柔いだ　言葉も選んでいられない
「淡い想いに耽るな。」だって　ボクの先にも放浪者がいた

衒わない誰かの砂場が　崩れていく
余談を生きてもそんなには　「――嬉しくなんてないや。」

あの日泣いていた　過去とのレイターを撫でたい
ボクらはどうか　「曖昧に生きていたい。」
願い星と　アナタを隔てたいなジェヘナ
全部捨てて　「楽になりたかった。」
「きっともっとじゃつまらないの。」「明け星は連星になれないよ。」
そう思えたらなってあんまりなレモンティーを飲み干して！
「待って舞ってが劈くんだ。」「最後には微睡みに住み憑きたい。」
液晶に綴り散らかしていけ、どうせ此処には何も残らないから！

投げ出せるOzoneの胎動　空想とあなやたゆき眼
「迷ひの雲の晴たる道だ。」　何者も絆されはしないでって
並んだ机に柔いだ　無理に真似てんだクランペット
「全部忘れて弄び耽ろ。」　それができないから病んでんだ

捨てられない泥人形の楔　彷徨わないで
アナタの求める何かなんて　「――見つかりはしないや。」

ひたすら殴った　「今すぐ眠ってしまいたい。」
それでもきっと　アナタの霞はない
理解できない　表情の引き攣りのまま
「ボクは行くよ。」　そう言ってしまった
「ラストダンジョンは何処にあるの。」「毎夜毎夜ラスターになってるよ。」
アルコールで消毒していたい胃潰瘍が気怠いね！
「そんで飛んでって書き殴って。」「それがいいねって言うのはどうなんだ？」
全て偶像崇拝していけ、それは少しも愛なんかじゃないから！

「いぇい。」

ねぇ神さま　ボク達は何処に行くのかな
最後は甘ったるい　ケーキを囲んで終わりたいな

あの日泣いていた　過去とのレイターを撫でたい
ボクらはどうか　「曖昧に生きていたい。」
願い星と　アナタを隔てたいなジェヘナ
全部捨てて　「楽になりたかった。」
「きっともっとじゃつまらないの。」「明け星は連星になれないよ。」
そう思えたらなってあんまりなレモンティーを飲み干して！
「待って舞ってが劈くんだ。」「最後には微睡みに住み憑きたい。」
液晶に綴り散らかしていけ、どうせ此処には何も残らないから！