He-be
雨上がりの風の匂い
ただ時が流れてく
もう何もかも変わったのに
変われずにいるんだな
足りない何かを求めて
ぼんやり浮かんでは
白い雲の切れ間に吸い込まれ
ただ身を任せて
僕はまだ歩き出せないままさ
もうどれくらい経つだろう
宙を舞う記憶の群れは
満たされない街に溶けて
通りすがりの回答を
追いかけて見失う
曖昧だった約束
姿形もなく
あの日の自分を犠牲にしてでも
取り戻したくて
いつか飛べる日を描いてみては
もがく毎日を過ごし
白い雲の切れ間に吸い込まれ
何か探してる
飛び立つことが出来た時にはもう
自然と笑えるだろう
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