庭に落ちだす真っ白な雪
過ぎる季節が心虚しく
何故アナタの大切さに気付けなかった
「待って」と一言で良かったのに
アナタと過ごした思い出が
何時でも私を苦しませるの
お願い帰って来て
出ないと私が狂います
もしかしてアナタは死んじゃった?それとも私を忘れたの?
哀しみ怨み妬み怒り私の身体を渦巻いてる
この気持ちは私のエゴなの?
1日1日過ぎ行く日々
思いは累乗の如く募りゆく
冬がもうすぐ終りをつげます
でも私の心は猛吹雪が吹き荒れる
独り言が虚しくて
楽しいことを考えた
先ずはアナタが帰ってくるの
そしてゆっくりとこの家で過ごしましょ?
一緒に林檎やオレンジの木々を育てましょ?
市場に買い物に行って夜は二人で楽しくお喋りするの
ふと気付いた現実に
アナタの居ない現実に
虚しい悲しい哀しい涙落ちた
お願い帰って来て
お願いお願い
春になり暖かな陽射しが体を照す
それでも心の氷は日々冷さます
数年ぶりに呼ばれた名前
ゆっくり後ろを振り向いた
心の氷が溶けだして瞳から一筋溢れきた
止まれなくて抱きついた
「お帰りなさい」
言えた言葉はこれだけ他にも色々言いたいのに
「ただいま、それとごめんね」
ポンポン私の頭を撫でる
嬉しい優しい安堵そして暖かい
お願いこれが最後です
これから一緒に暮らしましょ?
いつまでもいつまでも
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