創作と初音ミク
創作することはまさに、経験の積み重ねだと思います。
この絵の中央にいる大きな初音ミクは私の絵柄で解釈した初音ミク、隣にいる小さな初音ミクは全ての始まりであるKEI先生の初音ミクに寄せて描きました。
彼女らを囲う紙の束は、私が過去に描いたピアプロキャラクター達のイラストのラフ画を書き起こしたものです。
初音ミクは、私がいわゆるオタク文化に触れたきっかけの一つでした。もう今では彼女の曲を聴くことは少なくなってしまいましたが、それでも今もなお世界中で愛されているボカロをSNSなどで目にする度、創作が人に与える影響の大きさを思い知らされます。
私は今まで沢山絵を描いて、他の絵の上手い友達に嫉妬し、時に自分の技術の未熟さに落ち込み、絵を描くのをやめてしまおうかと思ったこともありました。
そんな時はいつも、これまでに描いてきた絵を見返すのです。
昔よりは確実に自分の理想に近いものが作れている。そう感じることで、立ち止まってもまた、前を向いて創作を続けてこれたのだと思います。
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