さくらの夜
bpm…130
焦がれたあなたは もうここに居ないけど
あの日と同じ風が 頬撫でる
目を閉じた今もずっと僕の心焼いた
あなたの笑顔
煩い日常は見ないふりで
儚い希望だけ積み上げて
もう何度だってあっという間 消えていく
掴み損ねた昨日が
期待外れの日々から連れ出した
僕の右手を握った
淀んだ世界を照らす みちしるべ
音も無くふいに消えた
こぼれた涙は もう頬に居ないけど
あの日交わした言葉 覚えてる
目を閉じた僕をぎゅっと 何も言わず抱いた
さくらの夜を
眠たい日常を噛み殺して
儚い昨日だけ繰り返す
もう何年も会ってないのに消えないよ
掴んだ手の温もりが
期待ばかりでいつも動けなくて
色を失う世界に
「もう一度だけでいいよ、触れさせて」
心の中で囁く
途切れた時間は もう戻せないけれど
あの日と違う空見上げてる
芽が出ない今もそっと 水をやるよずっと
また会えるかな
非力な僕を嘆く暗闇から
失望をコンパスにして
そう何度だって毎夜だって 手を伸ばし
僕は探し続けてる
涙枯れるまで
焦がれたあなたは もうここに居ないけど
あの日と同じ風が 頬撫でる
目を閉じた今もずっと僕の心焼いた
あなたの笑顔
こぼれた涙は もう頬に居ないけど
あの日交わした言葉 覚えてる
目を閉じた僕をぎゅっと 何も言わず抱いた
さくらの夜を
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